守山市廃弃物减量等推进审议会.pdfVIP

守山市廃棄物減量等推進審議会 第 ３ 回 審 議 会 日時 ：平成 20年 １月 23日 （水） 午前９時 30分から 場所 ：守山市民交流センター 研修室２ 会 議 議 事 次 第 １ 開 会 ２ 議 事 家庭系廃棄物収集手数料の見直しについて 前回までの審議内容のポイント (1)家庭系焼却ごみ・破砕ごみの料金体系（規定枚数制）の見直しについて （内容) 現在、焼却ごみ、破砕ごみにおいて採用している規定枚数制については、世帯 人数や生活スタイルの違い等に係らず、全世帯一律の規定枚数であることから、 公平性の確保が困難となっている。 このことから、受益者負担の原則に則っており、かつ、公平性が最も高い、排 出量単純比例型方式への見直しを図る。 (2)家庭系ごみの収集および排出方法の見直しについて 家庭系ごみの収集および排出方法について次の事項について見直しを図る。 ① 学区別収集の一部見直しについて （内容） 現在、ごみ ・資源物の収集は学区単位で実施しているが、人口の増加が著しい 学区と、そうでない学区があること等から、日ごとのごみ処理量に差が生じてお り、今後もその差が更に拡大していくことが想定される。 そうした中、日ごとのごみ処理量の均等化を図り、より効率的なごみ処理を行 う必要があることから、従来の学区別収集の一部について見直しを図る。 ② 破砕ごみ指定袋の導入について （内容） 破砕ごみの料金体系について、排出量単純比例型方式へ見直しを図ることか ら、破砕ごみの手数料の徴収媒体として、従来の 「指定エフ」を廃止し、焼却 ごみ、 トレイ類と同様に 「指定袋」を導入する。 ③ 粗大ごみの戸別収集の実施について （内容） 現在、破砕ごみとして収集を実施している 「粗大ごみ」について、破砕ごみか ら分離し、新たな分別区分とする。 なお、収集方法については、従来の 「ごみ集積所収集」から、「戸別収集」に 改める。 １廃棄物処理手数料の見直しの目的 (1)ごみの排出抑制や再生利用の推進 手数料の見直し （ある程度負担感が生じる料金設定）をおこなうことにより、費用 負担を軽減しようとするインセンティブ （動機付け）が生じ、不用品の購入抑制、簡 易包装製品、詰め替え製品の選択など、ごみの排出抑制への行動や、製品の再生利用 の促進などが期待できる。 ごみの排出量の大小は、焼却施設や最終処分場など処理施設の規模や整備時期に大 きな影響を与えるものであり、排出量を抑制することができれば、整備が必要となる 施設の規模は小さく抑えられ、最終処分場の延命化を図ることも可能となる。 (2)公平性の確保 税負担はごみの排出量と関係を持たないから、ごみ減量に努力する人とごみをたく さん出す人との負担の公平性が確保できない。本市においては、一定量までは無料で 回収している破砕ごみについては、無料分の範囲においては排出量の多い市民と少な い市民とで費用負担に差がつかない。 こうしたことから、従量制の有料化を実施することにより、コス ト意識が共有され、 ごみの減量化と費用負担の適正化がもたされ公平性が確保される。 (3)ごみ処理費用の一部負担 本市において、ごみ処理、リサイクルに要する費用は年々増加傾向にあり、市の財 政負担が増大している。このままでは適正な廃棄物処理の実施が困難になる恐れがあ ることから、ごみ処理費用の一部を市民に負担していただくものである。 なお、本市の焼却施設は、昭和 60年の稼動から22年が経過し、処理能力の低下や 老朽化は否めない状況に