中央教育审议会初等中等教育分科会教育课程部会-文部科学.PDF

中央教育審議会初等中等教育分科会教育課程部会 生活 ・総合的な学習の時間ワーキンググループ （第6回） 1. 日 時 平成28年３月24日 （木）10時30分～12時30分 2. 場 所 文部科学省 東館３階 ３F１特別会議室 3. 議 題 (1) 生活科の改善 ・充実について (2) 総合的な学習の時間の改善 ・充実について 【見上主査】 皆様、おはようございます。定刻となりましたので、ただいまより、中央教育審議会初 等中等教育分科会教育課程部会生活 ・総合的な学習の時間ワーキンググループの第6回を 開催いたします。どうぞよろしくお願いいたします。 本日は、小川委員、恩田委員、河合委員、南郷委員、森委員が御欠席と承っております。 それでは、配付資料の確認を事務局よりお願いいたします。 【美濃教育課程課課長補佐】 失礼いたします。配付資料の確認をさせていただきます。 本日は、議事次第にも記載しておりますとおり、資料1から8までと、その他、机上に参 考資料を配付させていただいております。不足等がございましたら、事務局までお申し付 けいただきたいと思います。 【見上主査】 それでは、本日、議事に入る前に私の方から１点報告させていただきます。今月14日月 曜日ですが、総則 ・評価特別部会の第6回が開催されまして、私の方で出席させていただ き、本ワーキンググループの審議状況につきまして報告させていただきました。その概要 を共有させていただきたいと存じます。 総則 ・評価特別部会では各ワーキンググループの横串を通してさらに検討を深めるこ と、そしてともに作り上げることを目的といたしまして、第6回、これが3月14日ですが、 それから第7回、4月4日、これが第2回になりますが、2回にわたりまして、各ワーキング グループの進捗状況の報告を行う場が設けられました。私の方は生活 ・総合の立場から3 月14日に開催されました第6回の会議に出席させていただきました。全体的な進捗につき ましては大杉室長の方から御報告いただきまして、私の方からは生活科については幼児期 - 1 - との接続を踏まえ、スタート・カリキュラムの位置付けをしっかりしていかなければなら ないこと。総合的な学習の時間については、カリキュラム、マネジメントの中核となるこ と、このことや総合的 ・横断的意義の明確化などにつきまして論議を御紹介させていただ きました。さらに本日も御意見を頂く予定でございますが、生活科や総合的な学習の時間 の本質に根差した 「見方 ・考え方」、これは一体何なのかということについて今後ワーキ ンググループにおいて明らかにしていきたい、そういった旨も申し添えたところでござい ます。 総則 ・評価特別部会の委員の方々からは何点か御意見がございました。一つは、総合的 な学習の時間の資質 ・能力の三本柱の知識 ・技能のところに学ぶことの意義や方法の理解 ということもあるのではないかという御指摘がありました。二つ目は、総合的な学習の時 間の資質 ・能力の三本柱の思考力、判断力、表現力等は発達の段階によって書き分けるこ とも考えられるのではないか。また、特に高等学校で総合的な学習の時間の受け止めが必 ずしもよくない学校もあるので、趣旨や意義をしっかり伝えていく必要があるといった御 意見を頂きました。 また、他教科等のワーキンググループの報告もなされましたが、詳細な説明はこの場で は割愛させていただきまして、その状況については本日お配りさせていただいております お手元の資料8に代えさせていただきたいと思います。後ほど御確認ください。 なお、生活科 ・総合的な学習の時間は各教科等にまたがる内容も多く、その意義や役割、 育成すべき資質 ・能力、本質に根差した 「見方 ・考え方」を考える際には他のワーキング グループの審議状況も関わってくるものと考えます。その都度必要な情報などは事務局に 準備をお願いいたしまして、資料を配付しているところではございますが、委員の方々に も他のワーキンググループの状況なども見据えつつ、さらに御意見を頂戴できればと思い ます。どうぞよろしくお願いいたします。それでは、議事に戻ります。 本日は、生活科についてと総合的な学習の時間についての両方からですが、まず生活科 については幼児教育と小学校教育の接続、これが1