册子收二编论文.pdfVIP

前 言 この册子に收める二編の論文は、京都大學 21 世紀 COE プログラム「東アジア世界の人文情 報學研究教育據點 ― 漢字文化の全き繼承と發展のために」の一環として本年三月に開催され た特別講演會「中國における書物の傳統」の記録である。當日、中國國家圖書館の陳力・孫學 雷兩先生に御講演頂いた内容に、後日若干手を加えて頂いたものをここに印刷する。我々のプ ログラムは、第一義的には東アジア人文情報學の構築を標榜するものだが、副題にあるように、 一方ではまた漢字文化の全面的な繼承と發展を企圖している。したがって漢字文化の結晶とし ての書物の傳統に眼を向け、その歴史と現状を把握しておくことはやはり極めて重要なことだ と考える。漢字文獻の電子化のような事柄一つ取り上げても、單にデジタル化すればよいとい うものではない。これまでの學術的な營みと成果とを十全に踏まえつつ進みたいのである。些 か迂遠な方法ではあるが、全面的な繼承という看板を掲げる以上、これは避けて通れない。關 係各位のご支持をお願いしたい。 2004 年 7 月 1 日 高田時雄 漢字文化の全き繼承と發展のために 京都大學 21 世紀 COE 東アジア世界の人文情報學研究教育據點 特別講演會「中國における書物の傳統」 • 日時：平成 16 年 3 月 10 日（水）10:00 より • 場所：京都大學人文科學研究所北白川會議室 プログラム： • 陳力（中國國家圖書館副館長）「二十世紀古籍辨僞學之檢討」 • 孫學雷（中國國家圖書館分館副館長）「國家圖書館普通古籍藏書印述略」 コメンテーター： • 高橋智（慶應大學斯道文庫助教授） • 井波陵一（京都大學人文科學研究所附屬漢字情報研究センター教授） 用語はすべて中國語、通譯なし。