国营造成施设管理体制整备促进事业-农林水产.PDFVIP

［平成26年度予算の概要］ 国営造成施設管理体制整備促進事業（管理体制整備型）（公共） 【２,０４８(１，９４６）百万円】 対策のポイント 食料の安定的な生産の基礎となる基幹的水利施設において、地域の農業構 造やエネルギー需給構造の変化等に対応しつつ、適切な管理水準を確保する ための体制の整備・強化を図ります。 ＜背景／課題＞ ・農業水利施設の多くは土地改良区が管理しているものの、都市化・混住化の進展に伴 う集落機能の低下や組合員の減少などにより、その管理体制が脆弱化しつつあること から、本事業により、地域住民等を含めた非農家の管理参画の枠組みを構築しつつ、 土地改良区の管理体制の整備・強化に取り組んでいます。 ・一方、東日本大震災後、エネルギーを賢く消費する社会の構築に向け、省エネの最大 限の推進を図ることが喫緊の課題となっており、農業水利施設においても、省エネル ギー対策の一層の推進が求められています。 ・このため、省エネに資する施設の整備にかかる経費を本事業の支援対象に追加すると ともに、土地改良区による主体的な取組を推進するため、予防保全・省エネ対策の事 業実施主体に土地改良区を追加し、地域の農業構造やエネルギーの需給構造の変化等 に対応した基幹的水利施設の管理体制の整備・強化を図ります。 政策目標 安定的な用水供給と良好な排水条件の確保 ＜主な内容＞ （下線部は拡充内容） 基幹的水利施設の管理体制の整備を図っていくため、次に掲げる活動に対する助成 を行います。 １ 管理体制の整備・強化に対する支援 ２ 高度化対策、地域防災対策、技術支援対策、予防保全・省エネ対策（拡充）、 の実施 補助率：１／２ 事業実施主体：都道府県、市町村、土地改良区（拡充） ［お問い合わせ先：農村振興局水資源課 （０３－６７４４－１３６３）］ 60 国営造成施設管理体制整備促進事業（管理体制整備型）（拡充） ○ 本事業は、都市化・混住化に伴う農業水利施設の管理体制の脆弱化等に対応する ため、国営事業で造成された農業水利施設等の適切な管理を維持する管理体制の整 備・強化に対する支援を行うもの。 ○ 一方で、東日本大震災後、エネルギーを賢く消費する社会の構築に向け、省エネの 最大限の推進を図ることが喫緊の課題となっており、農業水利施設においても、省エ ネルギー対策の一層の推進が求められているところ。 国営造成施設管理体制整備促進事業 （管理体制整備型） ＜ポイント＞ エネルギー需給構造の変化 農業水利施設における 管理コストの増嵩 省エネ化に向けた取組の推進 ・ 震災後のエネルギー需給構造の変化を踏ま ・ 省エネに資する施設の整備にかかる経 え、政府をあげた節電の取組が必要。 費を支援対象として追加 ・ 土地改良区の管理コストの増嵩により、適 ○省エネに資する機器の例 切な管理の確保が困難となるおそれ ○日本再興戦略‐JAPANisBACK‐（平成25年6月14 日：抜粋） 日本全体でエネルギーを賢く消費する環境を整備 家庭・業務部門を中心とした省エネの最大限の推進を図る 既存住宅・ビルの省エネ改修の促進等を図る 進相コンデンサ 高効率変圧器 ○2013年度夏季の電力需給対策（電力需給に関する検討会合） 国民生活や経済活動等への影響を極力回避した無理のない形で、確 実に行われるよう節