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2007-(1) (社)北海道臨床工学技士会ニュース ２００７年２月 しみ 発行人 ：真下 泰 (社)北海道臨床工学技士会ニュース 〒004-8618 札幌市厚別区厚別中央 ２条 ６丁目 NO．７４ 札幌社会保険総合病院 ME 部 ホームページ http://hcea.umin.ac.jp TEL ０１１－８９３－３０００ 事務局 hacet-office@umin.ac.jp FAX ０１１－８９３－４００１ （社）北海道臨床工学技士会会長 真下泰 新年明けましておめでとうございます。2007 床工学技士 の活用 について言及してから４年 年の新春を新たな気持ちで迎え、本年が会員 が経過しますが 「医療機器安全管理室」の設置 皆様 にとっても、当会にとっても良い年 になる などは、現実問題として計画通り進んでいない ことを願っております。また、 日ごろより 当会の のが現状です。集中治療室の施設基準 に臨床 活動 に対しまして格別のご指導、ご支援を賜 工学技士の常駐や 中医協で臨床工学業務を っております関係各位の皆さまに深く感謝申し 診療報酬 に反映させる議論が現実にはありま 上げます。 すが、臨床工学技士の組織として技士会が中 さて昨年は医療を取り巻く環境が、急激 にし 心となり訴えていかなければならない課題がま かも予想をはるかに超えて大きく変貌していき だまだ 山積みになっております。そのためにも ました。新年を迎えて、われわれ医療人は何を 組織率の向上も重要であります。ぜひとも全て すべきか、ここで今一度一緒 に考えてみるよい の臨床工学技士が技士会に加入していただけ 機会でもあると思います。 医療の現場に経済 ることを願います。 効率と市場の競争原理が導入され、適正な医 また、新人教育も重要な課題であります。教 療さえも保障しない診療報酬の引き下げがあ 育現場と臨床現場は違うものということは皆さん り、 国民皆保険制度も 脅かされてきておりま も認識されていることと思います。「スキルアッ す。その中で我々臨床工学技士に課せられた プと新人教育」という問題を教育委員会、安全 使命 のひとつに 「医療の安全を確保すること」 管理委員会を 中心に会員 の幅広い意見を反 があることは昨年来より謳わせていただいてお 映させながら、国や道の政策に整合性をもたせ ります。今一度、「医療の安全の確保 に 自分た た 内容で取り組みたいと思い、そこのギャップ ちがどの様 にかかわっていけるか ？また、その をどのように埋めていくかも現場 ・養成校 ・技士 方向性を示すことが出来るか ？」を考えてくだ 会と一緒に考えていきたいと思います。 さい。我々は臨床における医療