东北大学灾害科学国际研究所远田教授広岛大学-日本原子力発电.PDF

コメント（１） 地層区分 原電道路ピットの③層が、Ｄ－１トレンチ北西面の③層のどの層準に対応するかが不明確。 回 答 ・原電道路ピットにおいて実施したテフラ分析の結果によれば、Ｄ－１トレンチの③層と同様にテフラ起源の鉱物は認められない。 広島大学大学院 奥村教授 ・日本原電は，③層の呼称について，K る．したがって，同じ「③層上部」とされていても，必ずしも同一層準を示している訳ではない． ・ 更新世の地層としていることに異論はない． 東北大学災害科学国際研究所 遠田教授 を受けた．実際，連続的に追跡できない以上，便宜的に呼称せざるを得ない． 覆」の観点からは同様な状況にある． ・しかしながら， はＤ－１トレンチの③層と同様であり，両層は同じ③層に対比されるものと判断される． 首都大学東京大学院 山崎教授 ・原電道路ピットの③層は、層相等から見てＤ－１トレンチの③層と同じであると判断される。 に対比されるわけではない。 ・ に覆われており、「将来活動する可能性のある活断層等」には該当しないという事実である。 1 － 9 コメント（３） ⑤層下部テフラの降下層準認定 ⑤層下部テフラとされる層準は、ピーク層準が認められることは重要だが、火山灰の混入率は低いままであり、再堆積の可能性を否定し得ない。 回 答 ・⑤層下部テフラの降灰層準については、複数の根拠に基づき認定したものである。（コメント回答（４）のとおり） ・また、テフラの「含有率」などの保存の程度については、堆積場所の条件の違いによって変化することが一般的によく知られていることである。 （美浜テフラの模式地である気山の露頭でも、降灰層準に含まれるテフラの含有率は場所により異なっている。） ・すなわち、テフラの「含有率」の大小のみをもって、降灰層準の認定の可否を判断することは適切ではない。 い。（コメント回答（５）のとおり） 広島大学大学院 奥村教授 ・⑤層下部テフラについては，テフラ起源の鉱物の含有率が低いことから，降灰層準の認定やその他テフラとの対比を行う際には，出来るだけ多くの根拠に基づき総 合的に検討することが必要である． ・なお， を用いるべきである． ・なお，⑤層については，現地において日本原電が示すように成層構造が確認される． 明らかに誤りであり，仮に現地調査において同層の成層構造を見落としているのであれば，それもまた非常に問題である． 東北大学災害科学国際研究所 遠田教授 ・テフラは，堆積した環境によって，その保存状況が変わり得ることは一般的である． ・テフラの降灰層準の認定や同定にあたっては，できるだけ多くの情報を取得した上で，総合的に判断すべきものである． ・なお，現地の観察結果から，⑤層は崖錐性の堆積物ではなく，水の営力を受けて堆積した地層であることは明らかである． 首都大学東京大学院 山崎教授 ・テフラの「混入率」が低いとの指摘があるが、テフラ分析結果を論じる際にはテフラの「含有率」の方が技術的に適切である。 ・「混入率」という用語は、当該テフラが降灰層準ではなく混入したものであるという印象を与える恣意的な表現であり適切ではない。 ・なお、テフラの産出状況については、堆積した環境によって異なることが一般に知られている。 ・テフラの降灰層準の認定や同定に際しては、特に今回のようにテフラの含有率が低い場合には、複数の情報に基づき、全体を合理的に説明し得る判断を行うこと が重要である。 堆積構造が認められる。すなわち、 るものである。 3 － 3 コメント（４） ⑤層下部テフラの降下層準認定 ⑤層下部テフラとされる層準は、化学組成、鉱物の量比などから判断して、他のテフラが混在している可能性がある。 回 答 ◆⑤層下部テフラの降灰層準について以下の根拠に基づき認定したものである。 （根拠１）⑤層下部テフラについて、