户冢英一级建筑士事务所.PDF

耐震補強工事構造特記仕様書 ３　ｺﾝｸﾘｰﾄ工事 ・流し込み工法　　　・打設工法は、原則として、コンクリート流し込み工法とし、上部20cm をグラウト材を圧入する。 この仕様書は、鉄筋コンクリート補強及び鉄骨補強による耐震補強工事に適用する。 　（耐震補強壁） Ⅰ ・圧入工法　　　　　・開口閉塞壁部分は圧入工法とする（コンクリートが安全に打設されたことを確認する）。 １　適用基準 図面及び特記仕様書に記載されていない事項は、下記による。 　（開口閉塞部分）　・打設後、壁とその上端に接する梁との間に両サイドから自動式低圧工法により、エポキシ樹脂の注入を行なう。 　 ・国土交通省大臣官房官庁営繕部監修「公共建築改修工事標準仕様書（平成28年版）」 適 ・国土交通省大臣官房官庁営繕部監修「公共建築工事標準仕様書（平成28年版）」 ・国土交通省大臣官房官庁営繕部監修「建築改修工事監理指針　（平成28年版）」　 ４　型枠工事 ・型枠の設置に先立ち、既設コンクリート面および鋼材面の清掃を行う。さらに充填箇所となるコンクリート面に、モルタル材の水分が吸水されないよう処置する。 用 ・国土交通省大臣官房官庁営繕部監修「建築工事監理指針　（平成28年版）」　 　（圧入工法） ・型枠は、充填時の圧力で破損や変形のないよう堅固な構造とする。 ・「屋内運動場等の耐震性能診断基準」（平成８年版）（文部省大臣官房文教施設協会） ・既設コンクリートおよび鋼材と型枠面との隙間は完全にシールを行い充填モルタルの漏れを防止する。 ・「2001年改訂版　既存鉄筋コンクリート構造建築物の耐震診断基準・同解説」（（財）日本建築防災協会） ・空気抜きは10mm程度の管を 1.0～ 1.5m当たり１ヶ所程度最高点に設け、５cm程立ち上げて設置する。 ・「改訂版　既存鉄骨鉄筋コンクリート構造建築物の耐震診断基準・同解説」（（財）日本建築防災協会） ・「既存鉄骨造建築物の耐震改修施工マニュアル」《改訂版》（建設省住宅局建築指導課） ５　アンカー工事 既存配管等の探査 ・「学校施設の耐震補強マニュアル ＲＣ造校舎編，Ｓ造屋内運動場編」《2003年改訂版》（文部科学省） ・鉄筋探査機（金属探知機）により探査し、鉄