运用基准-筑波大学附属病院.DOCVIP

職員等の感染管理に係る抗体検査?ワクチン接種及び履歴登録カードの運用基準 改正　平成26年3月4日 改正　平成30年1月22日 改正　平成30年3月5日 １　目　的 　　職員等自らが感染症に罹患すること及び患者や他職員への感染源になることを予防し、職員等が業務を円滑に遂行する必要があるため、感染予防に有効な感染症については、必要な抗体検査及びワクチン接種を行わせる運用基準をここに定める。 ２　対象感染症 　　前項の職員の対象となる感染症は、麻疹風疹水痘流行性耳下腺炎Ｂ型肝炎 ３　免疫がある要件 （１） 　　ア　麻疹?風疹?水痘?流行性耳下腺炎 　血清IgG抗体が陽性（EIA法を推奨）である。 　１歳以降に28日間以上間隔をあけて２回以上ワクチンを接種（風疹のみ１回でも可）している。 　罹患したことがウイルス学的に証明（PCR?ウイルス培養など；臨床診断は不可）できている。 Ｂ型肝炎 　抗HBs抗体価が10mIU/ml（EIAあるいはCLIA法）以上である。 　Ｂ型肝炎ワクチンを３回以上接種し、その後抗HBs抗体検査を行っている。 ４　対象者 　　以下の者のうち、院内で患者?患者検体及び全職員と同一空間で対面する、あるいはその可 能性がある者を対象とする。ただし、このような可能性がないと所属長から申し出があり、病 院長が認める者は、対象外とする。 （１）全職員（医師?歯科医師?レジデント?看護師?助産師?看護助手?薬剤師?技師?事務職員等） （２）派遣職員及び外部委託職員（事務?清掃?洗濯?給食?警備?滅菌?設備?搬送業務等） （３）院内で５日を超えて研修または実習に参加する者（引率教員を含む。） （４）ボランティア （５）筑波大学附属病院病院利用細則に基づき病院長が利用を許可した病院利用者 （６）その他病院長が必要と認める者 ５　健康調査票等の提出等 （１）対象者は、免疫があることを証明する別記様式第１号の健康調査票又はこれに代替する指定項目が証明できる証明書等（以下「健康調査票等」という。）を採用手続時（採用担当事務の指定する日）までに提出しなければならない。ただし、Ｂ型肝炎について、採用までに免疫がある要件を満たせない場合には、ワクチンを２回接種したことを証明するものを提出し、３回目のワクチン接種及びその後の抗HBs抗体検査については、採用後に提出するものとする。 （２）前項の規定にかかわらず、やむを得ず免疫がある要件を満たすことができない場合には、対象者は、それを証明するものを健康調査票等と共に提出するものとする。 （３）（１）のただし書き、その他健康調査票が採用手続時までに提出できない対象者は、採用手続時前までに、別記様式第２号に定める誓約書を提出するものとする。なお、誓約書を提出できない場合は採用延期とする。 ６　抗体検査及びワクチン接種の記録の管理等 健康調査票等及び履歴の管理等をする担当は次のとおりとする。 対象者 健康調査票等の提出依頼 履歴の管理 当院採用の医師等医療職員、　病院総務部職員 総務課 品質?安全管理課感染管理係 医学医療系所属の職員（教員、技師等） 医学医療エリア支援室総務担当 品質?安全管理課感染管理係 派遣職員、外部委託職員 契約担当責任者 契約担当責任者 研修?実習者 研修?実習担当責任者 研修?実習担当責任者（※） ボランティア 患者サービス課外来係 患者サービス課外来係 その他 病院長が必要と認める者 当該担当部署 当該担当部署 　　※当該研修?実習に係る規定に定める所掌担当 ７　費用負担 （１）抗体検査及びワクチン接種に係る費用は、自己負担とする。ただし、次の者については、病院負担とする。 　ア　人事交流により病院総務部に採用された常勤職員 　イ　本学職員（出向職員を含む。）で人事異動により病院総務部へ異動した常勤職員 　ウ　ボランティア （２）第４項（４）及び（５）に該当する者については、それぞれ請負者及び研修?実習依頼者が費用を負担の上実施する。 ８　履歴登録カード 　　履歴登録カードの様式は、別に定める。 ９　本基準に定める管理は感染管理部が行い、事務は品質?安全管理課感染管理係が行う。 附　記 　この運用基準は、準備および周知期間を設け，平成２３年７月１日から施行する。 附　記（平２６．３．４感染対策委員会決定） 　この運用基準は、平成２６年３月４日から実施する。 附　記（平３０．１．２２附属病院長決定） 　この運用基準は、平成３０年４月１日から実施する。なお、この運用基準の実施の日以前の対 象者については、従前の例による。 附　記（平３０．３．５附属病院長決定） 　この運用基準は、平成３０年４月１日から実施する。なお、この運用基準の改正前までに採用 もしくは採