中部地域経済产业将来展望.pdf

中部地域経済産業の将来展望 　―アクションプラン編― 　アクションプラン　目　次 第Ⅰ章　アクションプラン検討の視点と経緯 1 １．アクションプラン検討の基本的視点 1 （１）アクションプラン検討の基本的フレーム 1 （２）地域のシーズ・ニーズを踏まえた実効あるアクションプランの策定 1 ２．アクションプラン検討の経緯 3 （１）検討体制 3 （２）政策課題に基づく各部会別目標設定 3 ①地域ものづくり基盤強化専門部会3 ②新規産業創出 ・産学官連携専門部会4 ③地域づくり専門部会5 ④北陸専門部会6 第Ⅱ章　中部地域経済産業のアクションプラン8 １．基本理念 8 ２．中部地域の政策課題に対応したアクションプラン 8 （１）地域の経済産業を担う人材の育成・確保 10 ①　ものづくり人材の育成 ・確保 10 ②　新事業創出を促す人づくり 13 ③　若年層に対するものづくり理解啓発 ・起業家教育 17 （２）新産業創出・産学官連携の推進 19 ①　ネットワーク型の新しい産業構造の創生 19 （３）既存ものづくり産業集積の活性化 25 ①　地域産業集積の活性化モデル （ＶＩＶＡ　ＣＨＵＢＵ！）の展開25 ②　臨海立地型素材系産業集積の再活性化モデル事業29 （４）国際的視点からも魅力ある地域づくりの推進 31 ①　企業、人にとって魅力ある経済活動環境の形成31 ②　循環型経済社会の構築35 ③　国際化の進展に対応した世界に開かれた地域づくり38 ④　地域内外との経済交流の拡大41 （５）地域特性を活かした北陸地域経済産業活力の維持・向上 44 ①　既存の繊維産業 ・技術集積を活用した産業集積の活性化44 ②　ネットワーク型の新しい産業構造の創生46 ③　環日本海国際交流拠点の形成49 ④　地域の特色を活かした国際観光交流の促進51 第Ⅲ章　アクションプランのフォローアップについて54 第Ⅰ章　アクションプラン検討の視点と経緯 １．アクションプラン検討の基本的視点 （１）アクションプラン検討の基本的フレーム 中部地域経済産業の将来展望に関する検討委員会は、平成１４年７月に取りまとめた 「中部地 域産業の将来展望 （中間取りまとめ）」（以下「中間取りまとめ」という。）第Ⅳ章の３の 「中部地 域経済産業の飛躍のための将来展望と政策課題」で示した諸課題の克服に向け、今後、地域が戦 略的かつ具体的に取り組むべき対応策の検討を行い、以下のとおり、その結果を 「アクションプ ラン」として取りまとめた。 本アクションプランは、中部国際空港の開港や日本国際博覧会 （愛・地球博）の開催等を念頭 において、当面の目標を２００５年とし、さらに、今後１０年程度を中長期的な目標としている。 （２）地域のシーズ・ニーズを踏まえた実効あるアクションプランの策定 本アクションプランの実効性を確保するため、中部地域における既存の様々な取り組みや潜在 的なポテンシャル （可能性）を中長期的な視点から発掘・評価し、中間取りまとめで示した課題 克服のための戦略的な活用方策とともに、今後の経済社会潮流の変化に対して新たな対応が必要 とされる取り組み等についての提案を含め、以下の視点からモデル事業の検討・抽出を行った。 視点１ ：中部地域経済産業の現状や将来を見据えた緊急性・先駆性 中間取りまとめで示した政策課題について、中部地域の現状や中長期的な視点から の緊急性や先駆性を軸に、地域の既存の取り組みや計画等の推進の先導的モデルとし ての波及性を勘案する。 視点２ ：既存の取り組みや地域資源の広域的な視点からの戦略的な活用 　　　　　 中部地域では、現在、様々な機関において多様な事業が推進されているものの、それ らの活動が行政や業界といった既存の枠組みの中にとどまり、中部地域内において必 ずしも十分な拡がりを持って実施されていないケースも少なくない。こうしたことか