ー関一考察.ppt

バスケットボールに関する一考察 筑波大学　第三学群　社会工学類 経営工学専攻　三年次 学籍番号：２００１００９９６ 鈴木泰貴 「お前はポイントガードをやれ。」 なんでだ？ 背が一番低いから？ 視野がひろいから？ 確かにパスは好きだけど… 　　　　　　　 他のポジションじゃだめなのか？ 何を根拠にポジションを決めればいいんだ??? よし、ポジション別の資質を探してみよう！ 　 実際のバスケの試合で、各ポジション(ＰＧ、ＳＧ、ＳＦ、ＰＦ、Ｃの５つとする)に求められている資質を導出したい。 　プロのバスケの試合のビデオなどからデータを収集?解析し、各ポジションに必要な資質を導けないだろうか？　　　 　 　　　 研究方法 手順①データの収集　　　　　 　　　　　　↓ 手順②データの整理 　　　　　　↓ 手順③データの解析 　　　　　　↓ 　　　　　考察　　　　 手順①データの収集 データの収集対象 　NBAにおいて過去３年間の勝率が平　　　　　　　　　　均して高い４チームのスタメン５人 　　　　　　　　 収集方法 　A.ビデオからのデータ収集 B.ＷＥＢサイトからのデータ収集 A.ビデオからのデータ収集 35個のチェック項目を載せたチェックリストを使い前述の計２０人のデータを収集。 チェック項目はバスケットで考えられるあらゆる動きを考慮して作成。 一回のビデオ視聴で１人のデータをとる。一回につき約１時間半(１試合４８分)必要。 B.WEBサイトからのデータ収集 身長、体重、年齢、アシスト数、など既存のものはＮＢＡ. ＣＯＭから取得。 データは今期2003－2004のものを使用。(生データの対象である今期のチーム編成、個人データを加味しやすい為) 手順②データの整理 二通りの方法で得られたデータを、一つの表にまとめた。 ＡとＢから得られた数値の基準が異なるため、48分単位に換算し、統一した。 各チーム、各ポジションごとにクラスター分けをし、解析?引用?閲覧しやすくした。 手順③データの解析 ポジションを因子とした一元配置の分散分析 事後検定としての多重比較 　 　 分散分析において、群間に差がある項目を導出し、 その項目に対して多重比較を行なって、ポジション 相互間に見られる差を、さらに具体的に導いた。　　　　　 　　　 一元配置の分散分析の結果 　　分散分析より全体のグループ間で差があると認められたもの 　　　　　　　　　 　　　　　　　　?身長　　　　　　　　　　?抜く回数 　　　　　　　　?ＴＯ　　　　　　　　　　　?３Ｐ打つ回数 　　　　　　　　?ブロック　　　　　　　　?スクリーンアウト 　　　　　　　　?被パス　　　　　　　 　?抜くアクション 　　　　　　　　?アシスト　　　　　　　　?チャージングとられる 　　　　　　　　?スチール　　　　　　　 ?パスラン 　　　　　　　　?スクリーン　　　　　　 ?リバウンドアクション 　　　　　　　　?被スクリーン　　　　　?ポストプレイ 　　　　　　　　?パス　　　　　　　　　　?ドライブからのあわせのパス 　　　　　　　　?リバウンド 多重比較の結果(Ｅｘ.リバウンド) 考察例(EX.リバウンド) 多重比較から「差が明確なポジション」を導出 　　①　　　 ④　 　　②　　　　④　　　③　　　　④ 　　　　　　　 ⑤　 　　　　　　　 ⑤　　　　　　　 具体的な平均値 　①４．８２５　②６．３　③７．８５　④１３．８５　⑤１２．０７５ 簡単な考察例 　　①②にとっては、相対的にも絶対的にもさほど重要な資質ではないが、③は①②よりは相対的に重要であるし、絶対的な数値を見ても平均的に必要な資質であるといえる。また、④⑤にとっては相対的にも絶対的にもとても重要な資質であり、④⑤間に差が無く、①②③の結果も考慮すると、①②③と④⑤で、大きく分割できることもわかる。 求められる資質(Ex.ＰＧ) Ａ．特に必要な資質 ?　スクリーンを受ける技術 ?　ドライブからあわせのパスを出す技術 ?　パスランの技術 ?　パスの技術 ?　パスをうける技術 ?　アシスト力 ?　抜く技術 ?　抜くアクションの技術 B. 平均的に必要な資質 ? スチール力 ? ３Ｐ力 ? 得点力 ? ＦＧＰ ? ＦＴＰ ? ペネトレイトの技術 ? ブロックアクションの技術 ? スクリーンをかける技術 ? コミュニケーション能力 ? ルーズボールの技術 ? ＦＧ力 Ｃ. 特に必要のない資質 ? 身長 ? リバウンド力 ? ブロック力 ? スクリーンアウトの技術 ? リバウンド参加の技術 ? ポストプレイの技術 ＰＧは、相当な専門性かつ、平均的に高度な資質が必要とさ