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データ分析をビジネスで活用する! ビジネスインテリジェンスのこころ免責事項2002年6月3日から7月23日まで、マイクロソフトの製品 Web ページにて全 5 回に渡って掲載された連載をまとめたものです（最終更新日は2002年11月25日です）。本書に掲載されている情報は作成された時点での情報であり、その内容は予告なく変更される可能性があります。本書に記載された情報は、本書各項目に関する発行日現在の Microsoft の見解を表明するものです。Microsoftは絶えず変化する市場に対応しなければならないため、ここに記載した情報に対していかなる責務を負うものではなく、情報の信憑性については保証できません。本書は情報提供のみを目的としています。 Microsoft は、明示的または暗示的を問わず、本書にいかなる保証も与えるものではありません。すべての当該著作権法を遵守することはユーザーの責務です。Microsoftの書面による明示的な許可なく、本書の一部または全部について、転載や検索システムへの格納または挿入を行うことは、どのような形式または手段（電子的、機械的、複写、レコーディング、その他）、および目的を問わず、禁じられています。これらは著作権で保護された権利を制限するものではありません。Microsoft は、本書の内容を保護する特許 (申請中のものも含む)、商標、著作権、またはその他の知的所有権を保有している場合があります。Microsoft から書面による明示的な使用許諾契約書が供給される場合を除き、本書の提供はこれらの特許、商標、著作権、またはその他の知的財産へのライセンスを与えるものではありません。特に断りのない限り、本書に例示した会社、組織、製品、ドメイン名、電子メールアドレス、ロゴ、人物、場所、およびイベントは架空のもので、実在の会社、組織、製品、ドメイン名、電子メールアドレス、ロゴ、人物、場所、あるいはイベントとは一切無関係です。Copyright ? 2011 Microsoft Corporation. All rights reserved.Microsoft、SQLServer、およびWindowsは米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標または商標です。その他、記載されている会社名および製品名は、各社の商標または登録商標です。まえがき奥山　真一郎皆さんもご存知の通り、SQL Server 2000 の Analysis Service では、強力な OLAP 機能に加え、データマイニング機能も搭載されました。これらの機能は、概してビジネスインテリジェンス (Business Intelligence : 略して BI ) と呼ばれるものです。「ビジネスインテリジェンス? - Business Intelligence - 」。嗚呼、何と崇高な響きなのでしょう。そんな崇高な言葉故に、敷居が高いともいわれるこの分野。しかし、ポイントを押さえれば決して難しいものではありません。反対に、基本を理解しなければ、大量のデータに潜む次元に足を取られて、迷宮に入り込んでしまうことも珍しくありません。本連載では、私たちを取り巻くビジネスインテリジェンスの現状から、クロス集計、OLAP、データマイニングなど現在注目されているデータ活用のキーワードを含めて、その実践に向けてのポイントをやさしく解説していきたいと思います。皆さんといっしょに、楽しくビジネスインテリジェンスを考えていくコラムにしたいと思っております。ご期待ください。(2002 年 6 月 3 日)著者奥山　真一郎(おくやましんいちろう)国際大学大学院修了後、企業のデータマイニングなどデータ解析やデータベース構築等のプロジェクトを多数手がける。現在は、データ分析者の立場から、科学的マーケティング実践のコンサルテーションに従事。顧客データ活用の新しい枠組みを積極的に開発中。また、『DBmagazine』「午前 3:00 のデータマイニング」（翔泳社）など専門誌を中心に多数執筆。著書：『図解データベースマーケティング』（日本実業出版社）。第 1 章 レポート作成から始まるビジネス インテリジェンスビジネス インテリジェンスとはビジネスインテリジェンスというと、非常に崇高で、難しいことを連想される方も少なくないでしょう。英語で表記すると、 Business Intelligence。Intelligence という単語を改めて英和辞典などでひも解いてみますと、「知能, 知恵; 理解 (力) -」と書かれていました。ということは、ビジネスインテリジェンスを直訳すると、ビジネスの知能、知恵、あるいは ビジネスの理解力 とな