ファッション業界とエコ関係についての一考察.pptxVIP

ファッション業界とエコの関係についての一考察田村　渚 ＜目次＞ 　第1章　まえがき 　第2章　消費者及び企業のエコ意識の高まり 　　　　　２－１　消費者の商品を選ぶ基準の変化 　　　　　２－２　企業にとってのエコの必要性 　第３章　日本企業の取り組み（事例研究） 　　　　　３－１　ユニクロ 　　　　　３－２　ＢＥＡＭＳ 　　　　　３－３　ベイクルーズグループ 　第４章　海外企業の取り組み（事例研究） 　　　　　４－１　Ｈ＆Ｍ 　　　　 ４－２　パタゴニア 　　　　　４－３　ルイ・ヴィトン 　第５章　ファッション業界によるエコ対策の可能性と今後の課題 　第６章　あとがき 第２章　消費者及び企業のエコ意識の高まり２－１　消費者の商品を選ぶ基準の変化 　エコが注目されるようになったきっかけ・・・ 　 　①自然災害によって地球環境の変化を肌で感じるようになった　 　 　②ヨガ・ピラティス 　　　　マクロビオティック・LOHAS（ロハス：健康で持続可能なライフスタイル） 　　　　などのブーム 　　　　　　　自分自身の周りの生活を見直すきっかけに 　消費者の価値観の変化 　　①世代の変化による興味の対象の変化 　　②ファッションの変化（マズローの欲求段階説を用いて） 　　自分を誇示するため　　　　　　ハイブランドの洋服を着る 　　他者に認められたい　　　　　　ちょい悪／モテる女性のための服の流行 　　　自己実現の段階へ・・・　　　自分にとって本当によいもの・必要なものを着るように 　　 　　 ２－２　企業にとってのエコの必要性 　①　エコ意識の高まった消費者に相手にされなくなる 　　　　　　簡単に捨てられないものを作る 　　　　　　トレーサビリティの見直し　　　　 　②消費者に本当の意味で喜ばれるものを作ること 　　　　× 「セレブの○○が着ている」　 　　　　 ○ 「オーガニックコットンを使用し、環境に優しく、製造者も着用する消費　　　　者もハッピー」　 　③利益の追求傾向の変化 　　　　 情報でモノを買い、着ることで流行という情報を消費する傾向 　　　　　服の心地よさに気付き、皆が幸せという価値を消費者が正当に評価　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　短期的な利益の追求 　　　 　　　　　 　　　　　継続して取り組むこと（サステナビリティ）に重点を置くように・・・ 第３章　日本企業の取り組み（事例研究） 　ユニクロ　　　　 　自社全商品回収リサイクルシステム（3、9月年2回実施） 　　　　　発展途上国へのリユース 　　　　　　　　　　　　　　　 ・・・　９２％　 　　　　　リサイクル｛燃料化リサイクル／繊維化リサイクル ・・・　８％ 　　 2008年３月実施データ BEAMS　　　　　　　　ベイクルーズグループ 1998年からエコ活動を実施 簡易包装の推奨 無理強いせず、楽しみながらがモットー 意見の多くは社員からのボトムアップ!!!! 　アースデイ東京への協賛 　店舗周辺のクリーンプロジェクトの実施 エコプロジェクト：ブリーズ　トゥ　アース グリーン電力の導入 ディスプレーでエコを訴求 アースデイ東京への出展 　・グリーン電力権つきの風呂敷の販売 　・ブランドディレクター推奨のエコ商品の販売 　・社員の持ち寄った自社商品を500円均一で販売 →中国の砂漠化を防ぐ植林活動に寄付 4章　海外企業の取り組み HM（エイチ　アンド　エム／へネス　アンド　マウリッツ） 　　○オーガニックコットンを使った商品の開発 　　　オーガニック・コットン・・・３年間、農薬や化学肥料を使っていない農地で、有機栽培された綿花のこと 　　　　　　　　　　　　オーガニック・エクスチェンジに加入 　　　　　　　　　　　　ベターコットン・イニシアチブに参画 　　　　○オーガニックコットンの使用量　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 2006年・・・　　30　トン 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2007年・・・1,300　トン 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2008年・・・1,500　トン（春コレクションのみ） 　　　　○製造過程の倫理　環境への配慮　 　　 ○環境にやさしい輸送形態を導入　　 パタゴニア ○1991年から繊維の研究をスタート 　　イタリア　　　　　　　リサイクル・コットン　　 　　日本　　　　　　　　　リサイクル・ポリエステル 　　アメリカと台湾　　　天然素材 　　ニュージーランド　 ウール　　　　　　　　　　　　を輸入 ○2007年秋「フットプリント・クロニクル」 　　資材の状態からサプライ・チェ