成人病态论III练习问题.DOC

PAGE PAGE 1 成人病態論III　　練習問題 １．貧血について誤っているものはどれか？ 　１）溶血性貧血では黄疸を生じる。 　２）急性出血後には骨髄の赤芽球が減少する。 　３）再生不良性貧血では白血球、血小板も減少する。 　４）胃切除後の貧血はビタミンB12欠乏性貧血か鉄欠乏性貧血である。 ２．大球性貧血を呈する疾患はどれか？ 　１）鉄欠乏性貧血 　２）溶血性貧血 　３）悪性貧血 　４）再生不良性貧血 ３．小球性低色素性貧血を呈する疾患はどれか？ 　１）鉄欠乏性貧血 　２）溶血性貧血 　３）悪性貧血 　４）再生不良性貧血 ４．２０歳の女性。眼球結膜に貧血を認め、スプーン状爪を認めた。誤っているものはどれか？ 　１）鉄の欠乏による貧血が考えられる。 　２）酸素供給不足のために脈拍数は多い。 　３）脾腫を認める。 　４）血液検査では高色素性貧血が考えられる。 ５．貧血の治療で誤っているものはどれか？ 　１）悪性貧血　　 鉄剤の投与 　２）再生不良性貧血 骨髄移植 　３）溶血性貧血 脾臓摘出 　４）透析中の腎性貧血 エリスロポエチンの投与 ６．５５歳の男性が鉄欠乏性貧血を指摘された。患者の便潜血反応は陽性であった。最も可能性の高い疾患は 　　どれか？ 　１）慢性胃炎 　２）大腸癌 　３）偏食 　４）胃癌の切除後 ７．骨髄について正しいのはどれか？ 　１）正常骨髄中には造血細胞の幼弱型が存在し、血球を産生している。 　２）赤血球の母細胞は赤芽球である。 　３）骨髄腔は長幹骨に存在し、扁平骨には存在しない。 　４）新生児の骨髄中には多数の脂肪細胞が存在するが、成人の骨髄には存在しない。 　a. １）と２）、b.　１）と３）、c.　２）と３）、d.　３）と４） ８．血液について正しいのはどれか？ 　１）総血液量は成人男性で約１０リッターである。 　２）血漿は全血液量の約５５％で、pHは7.0前後に保たれている。 　３）血液の赤い色は、赤血球のヘモグロビンによる。 　４）血小板は２酸化炭素運搬脳を持つ。 ９．出血傾向を来さない疾患はどれか？ 　１）急性骨髄性白血病 　２）鉄欠乏性貧血 　３）再生不良性貧血 　４）播種性血管内凝固症候群 １０．白血球減少がみられない疾患はどれか？ 　１）再生不良性貧血 　２）骨髄異形成症候群 　３）血小板減少性紫斑病 　４）無顆粒球症 １１．末梢血白血球数について正しいのはどれか？ 　１）急性骨髄性白血病では白血球の減少を伴うことがある。 　２）寄生虫疾患では好塩基球増多を認める。 　３）慢性骨髄性白血病では幼弱型の細胞が著しく増加する。 　４）急性細菌性感染症ではリンパ球増多を認める。 １２．血小板減少を来す疾患はどれか？ 　１）再生不良性貧血 　２）血友病 　３）慢性骨髄性白血病慢性期 　４）アスピリン投与 １３．白血病について誤っているものはどれか？ 　１）慢性リンパ性白血病では巨大な脾腫が特徴的である。 　２）白血病の死因で多いものは出血と感染症である。 　３）小児の急性リンパ性白血病は治療に反応するが、成人のリンパ性白血病は反応が悪い。 　４）白血病のうち急性骨髄性白血病が最も多い。 １４．急性白血病について誤っているものはどれか？ 　１）小児ではリンパ性白血病が骨髄性白血病より多い。 　２）成人では骨髄性白血病の方がリンパ性白血病より多い。 　３）M３では播種性血管内凝固症候群が多く認められる。 　４）急性白血病の診断は末梢血検査で十分である。 １５．骨髄増殖性疾患について正しいものはどれか？ 　１）真性多血症ではエリスロポエチンの産生が高く、赤血球が多い。 　２）本態性血小板血症では血栓形成や出血が多く認められる。 　３）骨髄増殖性疾患の大部分は急性白血病に移行する。 　４）骨髄線維症では髄外造血のために巨脾を呈する。 　a. １）と２）、b.　１）と３）、c.　２）と３）、d.　３）と４）、e.　２）と４） 問題の解説 １．正解は２） 　　預血性貧血では溶血のためにビリルビン産生が増加して関節ビリルビンが増加して黄疸を呈する。 　　急性出血後には貧血のためにエリスロポエチンが産生されて造血が刺激されて赤芽球が増加する。 　　再生不良性貧血は造血幹細胞の異常のために起こる疾患で、赤血球、白血球、血小板の３系統ともに減少 　　する。 　　胃切除をすると、胃粘膜から分泌されていた内因子の分泌が低下してビタミンB12の吸収が悪くなるの 　　と、胃酸分泌が低下して３価鉄の２価鉄への変換ができなくなり、鉄吸収も低下する。 ２．正解は３） 　　大球性貧血をみたらビタミンB12欠乏性貧血をまず考える。薬剤による貧血が除外できたら、骨髄穿刺、 　　ビタミンB12の測定を行う。 ３．正