旧若林中学校迹地活用方针Ⅰ期-世田谷区.PDF

旧若林中学校跡地活用方針 （Ⅰ期） 平成25年4月 も く じ １ 学校跡地活用にかかる基本的な考え方 （共通）・・・・・・・・・・・・・・・１ ２ 旧若林中学校跡地活用方針 （Ⅰ期）の策定にかかる検討経過 ・・・・・・・・２ ３ 用途地域による建築物の制限 （参考）・・・・・・・・・・・・・・・・・・・３ ４ 旧若林中学校跡地活用方針 （Ⅰ期） （１）期間 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・４ （２）施設 ・敷地の現況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・４ （３）用途地域等による制限 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・４ （４）跡地活用検討の主な視点 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・４ （５）跡地活用 （Ⅰ期）・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・５ （６）スケジュール・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・７ 《参考資料 ：別冊》 資料１ 旧若林中／地域住民説明会開催結果 資料２ 旧若林中／区民説明会開催結果 資料３ 区民意見募集実施結果 資料４ 旧若林中／区民意見交換会 （第1回）開催結果 資料５ 旧若林中／区民意見交換会 （第2回）開催結果 １ 学校跡地活用にかかる基本的な考え方 （共通） 学校は、児童や生徒に良好な教育環境を提供することを目的とした施設であるとともに、 災害時の避難所やスポーツ活動など地域交流の拠点として、地域コミュニティの形成に重 要な役割を担っている。 また、戸建やマンション建設など宅地化の進む当区においては、学校の校庭や校舎、体 育館などの跡地は、区内では限られた大規模用地であり、その活用にあたっては、厳しい 財政状況も踏まえると貴重な資源の有効活用を最大限に図る必要がある。 このため、公共施設整備方針に基づいて、立地条件や周辺公共施設の設置状況、社会状 況、将来の人口構成の変化などを考慮し、次に掲げる項目を踏まえ各学校跡地活用の方向 性を検討する。 ※ この基本的な考え方は、新たな公共施設整備方針の策定に伴い必要に応じて見直し を行う。 （１）既存施設の活用 施設の老朽化や耐震性を考慮したうえで、改修や適切な補修工事等を行うことによ り使用が可能なものについては、コスト削減の効果や新たな用途としての機能が十分 図れる場合、原則として現在の用途地域は変更せず、既存施設を活用する。 （２）防災機能の確保 区民の安全 ・安心を守るため、災害時の避難所としての機能 （周辺の公共施設や第 ２順位の避難所などを含め現状の収容人員と同程度）や防災倉庫など地域の防災機能 の確保を検討する。 （３）改修 ・改築に伴う移転先としての活用と施設の複合利用 老朽化により大規模改修・改築などが必要な近隣の公共施設について、移転・統合 ・ 再配置を含め、まちづくり支援機能や地域コミュニティの拠点として複合的な活用を 検討する。 （４）仮校舎としての活用 同じ学校施設として活用することが有効であるため、近隣の小 ・中学校の大規模改 修 ・改築時における仮校舎としての活用を検討する。 （５）自然エネルギー等の活用 太陽光発電など自然エネルギーの活用やＬＥＤなど省エネ設備の導入により、環境 に配慮した施設整備を検討する。 （６）資産としての活用 跡地活用にかかる財政負担や土地 ・建物にかかる維持管理経費の負担軽減を図るた め、敷地の売却や貸付も検討する。 （７）施設の維持管理 施設整備後にかかる維持管理 ・修繕など、後年度にかかる負担も踏まえ検討する。 （８）暫定利用 施設を利用しない期間が長期にわたると施設の劣化が進むため、本格的な活用を行 うまでに期間がある場合については、暫定的な利用も検討する。 ２ 旧若林中学校跡地活用方針 （Ⅰ期）の策定にかかる検討経過 旧若林中学校跡地活用方針 （Ⅰ期）の策定にあたっては、学校跡地活用にかかる基本的 な考え方に基づき、次のとおり検討を行った。 （１）学校跡地活用の