日本的贫困问题―多重原因产生的穷忙族---毕业论文.doc

【标题】日本的贫困问题―多重原因产生的穷忙族 【作者】彭林玲 【关键词】穷忙族　工作　非正式雇用　差距　贫困 【指导老师】山田良介 【专业】英语 【正文】はじめに?2006年に放送されたNHKスベシャル『ワーキングプア～働いても働いても豊かになれない～』によって、ワーキングプアという言葉が人々に知られるようになった。日本は世界でも指折りの先進国であり、「かつてよく日本の国民が90％、中流意識をもっている?」と言われた。そのため、ぎりぎりの生活しかできないワーキングプアがいるということを知らない人は少なくないであろう。今日の日本は日々変化している。格差が存在し、しかも、その格差が次第に広がる社会へと向かっている。貧困率の記録も新たに更新した。今日、団塊の世代?が定年退職を迎え始めているため、雇用が上向きであるといわれる。だが、増加しているのは必ずしも正規雇用ではなく、パートなどの非正規雇用や派遣、契約社員などの有期雇用であることが多い。働いても働いても生活していけないワーキングプアもだんだん多くなってきている。いくら働いても報われない時代がきている。つまり、働く貧困層の人たちが日本中で急増している。ワーキングプアに関する先行研究は相当な数があるので、ここでは本稿の執筆にもっとも参考になった三つに限定して紹介する。まず最初は『ワーキングプア』取材班?編の『ワーキングプア―日本を蝕む病』である。これは、日本全国各地に取材に行って、貧困の闇に覆われる部分をクローズアップしたものである。貧困現場へ行けなくても、現場に行ったような感じが与えられる。特に、「急速に不安定化する若者の雇用の比率が年々増え続け?」ているといったものや、「女性年収200万円以下の割合は4割に高まっていた?」という指摘は重要である。しかも子供は何も悪くないのに、生まれたときから貧困に陥る。大人の貧困のしわ寄せを受ける子供たちは後が絶たない。貧困問題の連鎖に注意する必要がある。しかしながら、この本はあくまでも取材内容で構成されており、ワーキングプアが現れた起源や背景あるいは原因などについて詳しく述べられていなかった。取材内容からワーキングプアが現れる要因を十分に分析できなかったようである。次は、湯浅誠が書いた『反貧困―「すべり台社会」からの脱出』という本である。この本の第Ⅰ部「貧困問題の現場から」で、著者は、「2001年から貧困状態に追い込まれた人たちの生活相談を受け続けた経験を基づき、日本社会にどうして貧困が広がってしまっているのか、貧困が広がる中でどのような問題が起こっているのか、貧困とはどのようなものなのかなどに関して考察した?」。この本では、ホームレスだけでなく非正規雇用者など年収200万円に満たない働く貧困層である「ワーキングプア」が増加している事実に焦点が当てられている。筆者によれば、働く貧困層は雇用のセーフティネット、社会保険のセーフティネット、公的扶助のセーフティネット、この三層セーフティネットから排除され、一度転んだらどん底まで滑り落ちてしまうという「すべり台社会」に生きている。そして「すべり台社会の中で足を滑らした多くの人たちが、貧困状態に立ち至っている?」という。この本では、非正規雇用によって様々な問題が起こることがわかる。但し、事例だけを紹介しており、日本全体の貧困状態については分析が不足している。貧困率と「ジニ係数?」を合わせて分析を加えたら、貧困状況についてより説得力が増すと思われる。また、貧困状態に立ち至っている人々についても詳しい分類がおこなわれていなかった。最後に、門倉貴史の『ワーキングプア～働いてもは報われない時代が来る』がある。この本はワーキングプアの起源や発展、今の状況を概括的に述べている。そして各章では、働き盛りの中高年家庭を襲う「ワーキングプア」の恐怖、崩壊する日本型雇用システム、非正規社員で働く若者たち、「構造改革」による自由主義経済と民営化の果て、について描いている。また、「ワーキングプアの関連問題、ニートやフリーターなど?」についても概ね紹介している。この本はワーキングプアの実態を把握しており、各アングルからワーキングプアが置かれている状況を取り上げ、社会のどん底に暮らす人々の厳しさを赤裸々に描いている。各章では事例として二つずつワーキングプアのドキュメントを載せている。この本で著者はワーキングプアと接触した貴重な体験を描いている。本書はワーキングプアについて詳しく分類して、徹底的に分析したと言える。但し、ワーキングプアの形成原因については系統的に述べていない。単に分散した記述しかなされていない点がこの本の不充分な部分だと思われる。以上のように、日本のワーキングプアに関する先行研究にお