日本药妆店的差别化战略——以WELCIA HOLDINGS的实例为中心.pdf

摘 要 本论文从迈克尔 ·波特的竞争战略理论中的差别化战略的视角整理了日本的 药妆店的成长历史和课题。然后对照波特以及Collins的差别化战略理论，把焦 点放在药妆店成功的钥匙配药并设战略上。然后研究了配药并设战略的形成 和形成背景以及这种战略成功的原因。为此，以代表性的WELCIA HOLDINGS 的实 例为中心展开了分析。由于老龄社会的到来，作为药妆店的核心客流，中老年的 人口在总人口中的占比上升了。针对健康寿命的延长这一课题，日本政府提倡健 康管理和自主服药的推进，配药并设成为了药妆店必须实施的战略。WELCIA HOLDINGS 的独特的药剂师培养系统培育出来的药剂师的数量和质量都是业界第 一。每个月接收超过 1000张的药方的配药并设店的数量是业内最多的，并且24 小时营业的店铺超过了200家，这对配药报酬的追加和健康支援药房的认定起 着很大作用。 同时WELCIA HOLDINGS也开始正式进行配药并设的新模式的构筑。 另外，以大公司SUKI HOLDINGS，COSMOS药品，松本清为首的许多的日本的药妆 店也意识到了配药并设的重要性，开始着手实施配药并设战略。然后还用SWOT 分析法验证了日本的药妆店的配药并设差别化战略的优势。配药并设差别化 战略的优势是专业性，与地区的密切联系，只有配药并设才能做到的店内协作， 与医院的协作。弱点是配药空间的成本、药剂师的录用以及培养的成本以及药剂 师不足等问题。机会方面，配药并设型药妆店变成培育健康管理产业的基础的 可能性、接收倒闭的药房的药方的可能性也很大。药剂师也能集中于服药指导以 及到患者家配药等工作。同时也存在威胁，医疗商城型药房的开设、以及配药药 房的大型连锁店与便利店以及超市的业务协作等等。以配药并设差别化战略为 武器的药妆店还有很大的成长空间。 关键词 差别化战略；药妆店；配药并设 I 要 旨 本論文はマイケル ・ポーターの競争戦略論の差別化戦略の視点から、日本のド ラックストアの成長歴史と課題を整理した。それから、ポーターやCollinsの 差別化戦略理論に照らし合わせて、ドラックストアが成功のカギとなる 「調剤 併設」戦略に焦点を当てる。そして、 「調剤併設」戦略の形成とその背景、さ らになぜこの戦略が成功できるのかを追究した。そのため、代表的であるウエ ルシアホールディングスの事例を中心に分析を展開した。高齢社会の到来で、 ドラッグストアのコア客である中高年層の人口が総人口に占める割合が上がり、 健康寿命の延伸に向け、ヘルスケア＆セルフメディケーションの推進が提起さ れ、 「調剤併設」は必須になった。ウエルシアホールディングスの独自の薬剤 師育成システムで育成した薬剤師の数と質は業界トップになった。月間1000枚 以上の処方箋を応需している調剤併設店の数も業界トップであり、200店舗を超 えた24時間営業店は調剤報酬の加算と「健康サポート薬局」の認定にも役立つ。 それから、 「調剤併設」の新フォーマットの構築を本格化し始めた。また、大 手ドラッグストアスギホールディングス、コスモス薬品、マツモトキヨシホー ルディングスをはじめ、多くの日本のドラッグストアは 「調剤併設」の重要性 を意識し、 「調剤併設」戦略を取り組む始めている事例も分析した。そして、 SWOT分析を通じて日本のドラックストアの 「調剤併設」差別化戦略の強みを検 証した。 「調剤併設」差別化戦略の強みは、専門性、地域との密着性、調剤併 設ならではの店内連携、病院との連携などであり、弱みは、調剤スペース、薬 剤師の採用や育成のコストや薬剤師不足などである。そして、機会として、調 剤併設型ドラッグストアはヘルスケア産業育成の基盤になる可能性も、閉業す る薬局の処方箋を受け取るようになる可能性も大いにあり、薬剤師が服薬指導 や在宅調剤に集中できる。脅威として、医療モール型薬局の開設、調剤薬局の 大手チェーンとコンビニエンスストアやスーパーマーケットとの業務提携など が挙げられる。 「調剤併設」差別化戦略の成功経験を武器として、ドラックス トアの成長はまだまだ可能性があると考えられる。 キーワード差別化戦略；ドラッグストア；調剤併設 II