日本文学史ー中古文学古代後期文学まとめ公开课获奖课件省赛课一等奖课件.pptx

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日本文学史ー中古文学中古文学の流れ

一、中古文学の背景摂関体制の成立藤原一族の外戚政策国風文化への移行遣唐使の廃止(菅原道真)かな文字の誕生かな文学散文文学女流文学仏教の浸透中国からの影響

第一期唐風謳歌の時代(国風暗黒時代)漢詩文の隆盛期(9世紀中ごろまでの約60年間)第二期仮名散文の開花(国風文化の時代)和歌の復興(10世紀中ごろまでの約100年間)第三期ー宮廷女流文学の開花散文文学の発達(11世紀半ばごろまでの約120年間)第四期ー中世への胎動と移行期貴族文学から武士、庶民の文学へ(12世紀までの約110年間)

三、主な作品中古文学詩歌かな文学説話

詩歌漢詩文凌雲集文華秀麗集経国集和歌古今和歌集

散文文学(かな文学?女流文学)日記土佐日記蜻蛉日記和泉式部日記紫式部日記更級日記物語随筆

作り物語歌物語集大成の源氏物語

源氏物語ー若紫

源氏物語ー朝顔

主な内容ーー光源氏(ひかるげんじ)の女性遍歴一夫多妻制(いっぷたさいせい)背景妻問い婚(つまといこん)

美意識ーーもののあはれ(物哀)平安朝の文芸理念を示すといわれる語で、本居宣長(もとおりのりなが)が重視した点でも知られる。「あはれ」は「物に感ずること」で、「何事にまれ、感ずべき事にあたりて、感ずべき心を知りて感ずるを、もののあはれを知るとはいふ」のであり、とくに『源氏物語』は「もののあはれ」を表現した最高の作品とされる。①しめやかで、しみじみとした感動。②深く心の底から沸き起こるような感動。③対象の本質に深く没入する態度。

源氏物語の特質:①先行文学の集大成であり、日本古典文学の最高傑作である。②構想が雄大で、登場人物約400余名、70年にわたる。③自然と人事を調和融合し、「もののあはれ」の情趣が底流。④文章は流麗、典雅、優美である。⑤人間性格は明確に描かれ、心理は精細に掘り下げられている。⑥中国文学の影響と仏教思想の影響がみられる。

物語の系譜集大成作り物語歌物語源氏物語王朝文学の双璧のひとつ歴史物語貴族たちは現在の衰えを嘆き、過去の栄華を懐古

作り物語竹取物語宇津保物語落窪物語歌物語伊勢物語大和物語

歴史物語栄花物語日本最初の歴史物語大鏡最初の鏡物

紫式部と清少納言ー王朝文学の双璧一条天皇定子(道隆の娘)女房は清少納言枕草子彰子(道長の娘)女房は紫式部源氏物語

随筆ー枕草子類聚的章段(もの尽くし)日記的章段(回想日記)随想的章段(自然観照)

有名な冒頭春はあけぼの。やうやうしろくなり行く、山ぎはすこしあかりて、むらさきだちたる雲のほそくたなびきたる。夏はよる。月の頃はさらなり、やみもなほ、ほたるの多く飛びちがひたる。また、ただひとつふたつなど、ほのかにうちひかりて行くもをかし。雨など降るもをかし。秋は夕暮。夕日のさして山のはいとちかうなりたるに、からすのねどころへ行くとて、みつよつ、ふたつみつなどとびいそぐさへあはれなり。まいて雁などのつらねたるが、いとちひさくみゆるはいとをかし。日入りはてて、風の音むしのねなど、はたいふべきにあらず。冬はつとめて。雪の降りたるは言ふべきにもあらず、霜のいと白きも、またさらでもいと寒きに、火など急ぎおこして、炭持てわたるもいとつきづきし。昼になりて、ぬるくゆるびもていけば、火桶の火も白き灰がちになりてわろし。

特質:①日本最初の随筆文学作品。②明るく知旳な「をかし」の美がみなぎっている。③鋭い観察眼、鋭敏な感覚によってとらえられている。時には哲学旳。④印象鮮明な描写と簡潔で歯ぎれのよい文体である。

枕草子の美意識ーーをかし日本の古典文芸において一種の美意識を表す語で、美旳理念を示すことばにもなっている。その用例は平安時代以後にみられ、基本旳には対象を興ありと思う明るい快適な感情を主とすることばであろうが、美として優美に近いものを表す場合と滑稽を表す場合とが両極として考えられる。①明朗で、かわいた情趣。②いいもの、気のきいたものに対する讃美。③対象の表面を感覚旳に眺める態度。

説話文学説話(せつわ)文字によらずに、口伝えによって継承される口承文芸のうち、散文で表現されるもの。神話、伝説、昔話、世間話などが含まれる。体験旳事実の報告ではなく、伝聞による報告であるところに特色がある。説話文学(せつわぶんがく)文章として記載された説話を、その文学性に着目してよぶ称。特に日本の古代?中世文学史で、「和歌文学」「物語文学」などに対比されるものに、この語を用いる。個々の説話は、『今昔物語集』などの題からもわかるように、古くは「物語」の一種と考えられたが、それらを収集?編纂(へんさん)した説話集は一般の物語とは別の印象を与えるので、雑書?雑抄扱いにされたり、仏教旳なもの

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