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2025年全国硕士研究生入学统一考试日语试题
Ⅰ基礎知識(20点)
次の文章を読んで、1~20の問いに答えなさい。答えは選択肢[A][B][C][D]からもっ
とも適切なものを1つ選びなさい。(1点x20=20点)
海沿いに走る鈍行列車の片隅の席に、少年はいた。冬のはじめのどんよりと曇った昼過ぎ。車内には、
ほんの数人の人影が、俯いているだけ。
少年は黙って、窓にもたれる。目が落ち着かない。だれにも言わずに、家を出てきたのだ。もう帰ら
ない、帰りたくない、と、自分に念を押すように思い続ける。家出というほどきっぱりしたつもりはな
かった。課外活動の陸上競技に熱中しすぎて、成績が(1)下がってきたのを、今朝、母親にやや強く言
われて、おもしろくない。深くも考えずに、ゆきあたりばったりの列車に乗ったのだ。こんな時でも幼
いころからの癖で、海の見える側へ席を取る。しかし、放心した目は、何も見ていない。ふと、面目を
失わないで帰宅するにはどうしたらよかろうと弱気に考え、すぐさままた、何とかなるさ、帰る(2)、
と思う。窓ガラスが少年の息(3)曇る。
ふと、その窓ガラスに、大きな染みのようなものを感じて、少年は目を上げた。染み?いや、かもめ
だ。かもめが一羽、全身の力をこめて羽ばたきながら、列車と同じ方向に、まっすぐに飛んでゆく。そ
うと悟りながら、少年はまたも、何かの染みではないか、紙切れか何かが、外側(4)ぴったり窓ガラス
に張りついているのではないか、と疑った。そんな錯覚をおこさせるほど、その鳥影は、その同じ位置
にぴったり張りついていて、ということはつまり、走っている列車と全く同じ速度で、必死に羽ばたい
ていたのである。
一分、二分。鳥影はなおも同じ位置に張りついている。この列車に、この少年になんとしても伝えね
ばならない用でもあるかのように。
しかも、少年はふと気づいて、われ知らず赤面した。自分は、暖房のきいた列車の中に、のんびりと
座っている。あの鳥は、自分の翼で羽ばたくことによってしか、前に進めない。だから、あの鳥は懸命
に羽ばたいている。前進している。自分の意志と力だけ(5)頼りに。
少年は、鳥から目が離せなくなった。無意識にこぶしを握りしめ、がんばれ、がんばれ、と小さな(6)。
列車なんかに負けるな、僕なんかに負けるな。(7)意気地なしの僕なんかに……。
しかし、鳥の速度は次第に落ち(8)。翼の動きが目に見えるほど鈍くなる。窓ガラスにうつる影の位
置が、少しずつずれてきた。そしてついに、後ろの窓へ、さらにまた後ろへ……。少年は体を振り向い
て、鳥の行方を追う。小さな影は、やがて視界から消えた。少年の目に、白い一点の残像を残して。
少年の目に、(9)涙がにじんだ。
「あいつは、よくやった。」
少年の心に、何かが、(10)糸を張る。甘えるな。怠けるな。力いっぱい飛べ。……この次の駅で降り
よう。そして砂浜を走って帰ろう。
少年の胸に、足の裏をさすざらざらした砂の感触が、なまなましく蘇った。列車は(11)をまわり、
速度を落とし始める。少年は、瞳に光を取り戻して、勢いよく立ち上がった。どこかで雨が(12)のか、
海に大きな虹が出ている。
(1)~(12)に入れるのにもっとも適切なものはどれか。
1、[A]いくらか[B]いくらも[C]いくらでも[D]いくらにも
2、[A]ことか[B]ものか[C]ためか[D]せいか
3、[A]は[B]を[C]に[D]で
4、[A]から[B]まで[C]へと[D]にも
5、[A]が[B]で[C]に[D]を
6、[A]声を立てた[B]声を下げた[C]声を呑んだ[D]声を尖らした
7、[A]この[B]その[C]あの[D]どの
8、[A]てみた[B]てあった[C]てきた[D]ておい
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