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標準作業票作成マニュアル;1.狙い

(1)標準作業の３点セット(工程別能力表、標準作業組合せ票、標準作業票〕

の作成のために時間観測を行う。

(2)現場の問題点を、時間観測を通して、詳細に、定量的に把握する。

2.目的

(1)作業内容(要素作業)別の手作業時間、自動送り時間、歩行時間を

計測して、サイクルタイム〔CT〕を決定する。

(2)異常、例外作業を把握する

3.準備するもの

(1)ストップウオッチ(2)筆記用具(3)電卓(4)バインダー

(5)工程品質確認図(PQC)(6)「要素作業集約表」用紙

(7)「時間観測用紙」用紙

(8)「形(ライン名:)における気付き事項?課題」用紙;5.時間観測の基礎知識

5.1ストップウオッチの使い方;(1)作業を見ながら工程の区切りを確認する

(2)計測開始①でストップウオッチのボタンA

を押し計測をスタートする

(3)②③④⑤⑥でズトップウオッチのボタンB

を押しラップとスプリットタイムを記憶

(4)計測終了⑦でストップウオッチのボタンA

を押し計測をストップする;①;(1)要素作業集約表と時間観測用紙に調査し記入する

(2)記入項目

①観測月日⑤ライン名

②観測時間⑥品名品番

③観測者⑦オペレータ名

④分解番号⑧稼動時間

⑨必要数

(1)作業をよく観察し、要素作業とその順序を決定し、要素作業集約表の⑩要素

作業欄に記入する

(2)1サイクルの作業範囲を把握する

?毎回行われる、繰り返し作業が対象となる

(3)異常、例外作業も判っているものは、要素作業とその順序を決め、

?異常?例外作業記入欄に記入する

(1)現場をよく見て、要素作業を時間観測が可能な大きさにまとめる

?時間計測が可能な大きさは、ＭＩＮ2～3秒である。

?歩行があればそこで区切る

?要素作業を決定した大きさで区切り、作業内容として要素作業を集約表現する

〔できるだけ、最初と最後の要素の作業を表現し、区切りがわ???るようにする〕

(2)現場をよく見て、時間観測点を決定する

?時間観測が可能か否か、実際に時間計測を行って確認すること;①;(1)時間観測用紙の?要素作業欄に、作業内容を作業する順序に転記する

(2)異常、例外作業で判っているものは時間観測用紙の下部?に記入する

(1)時間計測は、ストップウオッチは止めずに連続時間測定法で行う

(2)MIN10回は、正常値を計測する

(3)計測結果は1秒未満は四捨五入し、時間観測用紙の?1サイクル時間欄に

記入する

(4)計測ミスは、時間観測用紙にMと記入する

(5)時間観測中に計測された、異常、例外作業を含んだ値を時間観測用紙に

記入する

ただし、値を「○」で囲み、その内容を特記事項欄に記入する

(1)手順5と同一

;①;(1)歩行時間は、足の動きを基準に全て計測する。同時に、「ながら作業」の

有無も確認する

(2)自動送り時間は、設備の「スイッチ?オン」から、作業が完了し原点位置に

復帰するまでの時間

(3)異常、例外作業の時間も計測する

(4)計測回数は、2～3回程度でよい

(1)正常値の中から、MIN値を確認し、?MIN値欄に記入する

(2)さらに、このMIN値を、1サイクル時間のCT値と決定し、?CT欄にも同じ値

を記入する

(1)MIN値を確認する???????正常値の中から、MIN値を確認し、?MIN値欄

に記入する。

なお、最下段に合計値を記入しておくとよい

(2)MIN値を補正しCT値を???MIN値の合計値が1サイクル時間のＣＴ値と同じ

決定するになるようMIN値を補正しその値を、?ＣＴ欄に

記入する

＊MIN値の補正は、1.作業時間が長い2..時間バラツキが大きい

3.歩行時間を優先して調整する。

;7.時間観測時における、気付き事項?課題の整理

時間観測時における、気付き事項?課題は「形(ライン名)における気付き事項?課題」記入用紙に、都度記入して

おき、改善の着眼点あるいは改善項目として活用する;12;13;1.狙い

(1)機械(設備)ごとの生産能力を確認する

(2)機械(設備)のネック工程をつかむ

2.目的

(1)機械(設備)の能力が適正であるかどうか把握する

3.準備するもの

(1)ストップウオッチ