综合日语第六册第二课.pptVIP

第二課

自然との出会い目次言葉遣い慣用句?慣用型主旨練習問題一、言葉遣い松のことは松に習へ、竹のことは竹に習へ01020304名詞－俳聖松尾芭蕉「松のことは松に習へ」という『三冊子』の有名なことばも知られていよう。個である松そのものの中に宇宙そのものがあるととする思想である。詮ずるところ、芭蕉の「自然」とは個である己自身のことであった。芭蕉の真蹟に「自然」がある。（注に曰く、天に従ふを道と謂ひ、道に従ふを自然と謂ふ）人の心に（しみじみと）春の喜びを感じさせてくれるのは、このブナの芽吹きであろう。ACB風が冷たく、根雪が林地に残っているうちに、ブナの緑は（うっすらと＝かすかに）稜線を染める。根雪も（ほとんど）消えて、つつじ類を（はじめ）、低木類が林床（はやしどこ）を飾るのである。副詞その移り変わりは、（あたかも）生き物たちの成長の姿そのもののようである。天の摂理とは、（まさに）このようなことを言うのではなかろうか。自然保護と林業振興との、（いずれ）の立場が優れているというのでもない。自然は、（いかに）多彩で奥行きが深いものである（か）を知ることができる。それは（あくまでも）抽象的な、観念的な自然でしかないのではなかろうか。32145こうした自然とのふれあいの中で、自分自身の心も（再び）息づいてくるに違いない。（何もかも）竹で作った人形で物語を舞わせて見ようとの魂胆からだが、やっているうちに、ものも言わぬ竹（ながら）、（何やかや）教わるものが多い。（まさか）と思って聞いていたが、（あるいは）事実かもしれぬ。生まれた場所に小さな清流でもあれば、（日がな）そのせせらぐ音は子守唄だった（はず）。STEP1STEP2STEP3蚊やブヨがいて（こそ）鳥がやってきますよ。自然というものは、（やっぱり）頑固に守らないと、歴史が崩れるような気がする。学知世界もいいが、（たまには）竹がためてきたことを聞いてやる時間は、これまた美しいものとの邂逅と言える。細かく見ればブナの緑（に）先駆けてマルバマンサクが咲いた。あるかなきかのこの新緑に、長く厳しい冬（に）耐えてきた雪国の人は心のときめきを抑えることができない。樹木全体が冬（に）備えた厳しい表情（に）変っていく。この時（こそが）雪国に暮らす人々にとって最高（に）幸せな時なのである。03010204助詞STEP4STEP3STEP2STEP1その厳かな佇まいといい、また風雪（に）耐える健気な姿といい、ブナ林が真の迫力を見せるのに、冬（に）勝る季節はない。自然を人間（から）切り離して眺めるのではなく、むしろ自然を友として、自然の心（に）迫ることが大切なのである。何はおいても、まず山へ行き、森を散策し、自然界の生の鼓動（に）耳を傾けよう。昔は、家の周りに干してあった籠や道具（に）風味を感じたのに、合成樹脂ではゴミ（みたいに）思える。親の梢の葉（に）そよぐ風も、子は音楽のように聞いて育ったのかもしれぬ。01青竹だった生命がもう一つの生命（に）化身してゆく素晴らしさが見えてくる。02二、慣用句?慣用型慣用句心のときめきを抑える変化を遂げる生命感にあふれる山を覆い尽くす－に身を置く奥行きが深い愛着を抱く自然を友とする耳を傾ける手間を省く筆ののりがいい個性がある風味を感じる感動を覚える地の皮を捲（めく）る光を浴びる目にする役割を果たす020103040504030102慣用型といい、といいその厳かな佇まいといい、また風雪（に）耐える健気な姿といい、ブナ林が真の迫力見せるのに、冬（に）勝る季節はない。情緒化の表現?自己の客観化する評価私たちは自然の偉大さに驚かずにはいられない。01情緒化の表現?抑えられない02ーーずにはいられないこれまで日本では、植物の名前一つにしても、むしろヨーロッパの文学作品から多くを学んだような気がしてならない。情緒化?マイナス的か？－－て（で）ならない三、主旨自然の心?日本人の心雪国?自然界の片隅?日本春?夏?秋?冬四季01生きたものの成長と天の摂理03自然の偉大さ?多彩?奥行きが深い02自然保護と林業振興の社会運動04愛着?感性?一体感?心の息づき私たちはもっと現実の自然との一体感を取り戻さなければならない。自然を人間から切り離して眺めるのではなく、むしろ自然を友とし、自然の心に迫ることが大切なのである。01大自然の中に身を置き、そこに新たな楽しみを見出していくこ