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现代日语词汇学（第三版）

第八章語彙の変遷

©上海外语教育出版社

第一節語彙の量的変化と意味的変化

I.語彙の量的変化

1.大野晋の研究

-古典文学作品における品詞の比率の変化

2.阪倉篤義の研究

-『万叶集』の名詞の意味分布における量的変化

-和語・漢語・外来語・混種語の変動

II.語彙の意味的変化

A.意味分野の限定

B.語形・語義の変化

第二節語の意味変化のパターン

I.意味の拡大

A.意味の拡大とは指示内容や対象の範囲が広がる現象

B.具体例

1.類似による意味の拡大

-形の類似

-対象の機能・性質の類似

-感覚の類似

2.一般化による意味の拡大

-特定のグループから一般化される語

3.抽象化による意味の拡大

-具体から抽象へと変化する現象

4.抽象から具体へと、空間性から時間性へと、などのパターンも

第二節語の意味変化のパターン

II.意味の縮小

A.意味の縮小とは指す範囲が狭まり特殊化する現象

B.具体例

1.指示範囲の特殊化

-本来の意味が狭まる

2.語義の一部の消失

-日常生活から姿を消す変化

3.外来語の例

-「オイル」「アべック」の特殊化

III.意味の移行

A.意味の移行とはもともとの意味が新しい意味に変わる現象

B.意味移行の傾向

1.評価の上昇による移行

2.評価の下落による移行

第三節文脈による意味変化

I.文脈による意味の変化

A.文脈に応じた解釈の変化

B.特定の文脈での限定的な意味

II.具体例

A.「酒」

1.アルコール類の一般的な指し示し

2.日本酒の特定

B.「さかな」

1.食材としての魚

2.酒のつまみとしての意味

第四節意味変化にかかわる要因

I.言語的原因

言語内部に起因する要因

1.「とても」ーー否定形から肯定形へ

2.同音語の衝突

3.発音混同による変化

II.歴史的原因

社会の盛衰が語彙に与える影響

第四節意味変化にかかわる要因

III.社会的原因

社会事情や生活の変化による影響

1.名称の変化

2.概念の変化

3.語の消失

IV.心理的原因

人々の感情・心理による影響

1.連想からの変化

2.好悪感による変化

3.忌避感による表現の変化